今回は、機能性とデザイン性を兼ね備えた「ハグーヒップシート」の新色カームベージュを実際に購入し使用してみました。
実際に使ってみて良かった点は以下の4つです。
1歳の息子との日常生活やお出かけシーンで活躍してくれたこの商品について、良かった点も気になった点も正直にレビューしていきます。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
ハグーヒップシートを購入した理由
私がハグーヒップシートを購入しようと決めた理由は、大きく分けて3つあります。
歩き始めの息子に最適なアイテムを探していた
息子が1歳になり、しっかり歩けるようになってきた頃、育児スタイルに変化が訪れました。
「自分で歩きたい」「でもすぐ抱っこ」の繰り返しで、従来の抱っこ紐では着脱が大変に。
腰に装着したまま子どもを乗せ降ろしできるヒップシートなら、この問題が解決できると直感しました。
抱っこ機能と収納が一体化した機能性
子連れの外出は荷物が多くなりがち。
ハグーヒップシートは、おむつやおしりふき、貴重品まで収納できる充実したスペースが魅力でした。
マザーズバッグと抱っこ紐を別々に持つ必要がなく、身軽に外出できるのが決め手になりました。
新色カームベージュのデザイン
柔らかく優しい色味のカームベージュは、どんなコーディネートにも馴染みます。
ベージュやアースカラーが好きな私にとって、「毎日使いたくなる」と思えるデザインでした。
機能性だけでなく、見た目も妥協したくないというニーズにぴったりでした。
【写真付きレビュー】ハグーヒップシートを実際に使ってみた感想
実際にハグーヒップシートを使用してみて感じたことを、正直にお伝えしていきます。
良い点だけでなく、気になった点も包み隠さずレビューしますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
パッケージと商品紹介

おしゃれな箱で届きました。

箱を開けると説明書とクーポンコードがありました。

袋を取ると…

可愛い!明るすぎない落ち着いたベージュ!!

裏面のクッションが想像以上に分厚かったです。
これならしっかり腰で支えられそう!
ヒップシート部分には滑り止めもあります。

収納がいっぱいあります。

おしりふき・お手口ふきをいれるのにぴったりの収納スペースもあります。

バックルも頑丈でした。

肩パットの内側は滑り止めがあります。
気になった点
最初に戸惑ったのが、息子をヒップシートから降ろすときの動作でした。
まだ歩き始めたばかりの息子は、立ち上がる動作が完全に安定していなかったため、ヒップシートから地面にスムーズに降ろすことが少し難しかったのです。
従来の抱っこ紐であれば、紐を緩めながらゆっくりと体を支えて降ろすことができましたが、ヒップシートの場合は座面から立たせる必要があるため、最初は「どうやって降ろすのがベストなんだろう?」と試行錯誤しました。
特に、息子が眠ってしまったときや、抱っこから急に「降りたい!」とぐずったときなど、慌てているときほど降ろし方に手間取ることがありました。
何度か練習を重ねるうちに、膝を少し曲げて座面の高さを低くしてから降ろすとスムーズだということが分かり、今ではコツをつかんで問題なく使えています。
ただし、これは息子がまだ歩き始めたばかりの時期だったからこその課題だと思います。

しっかり歩けるようになったお子さんであれば、自分でヒップシートから降りることもできるでしょうし、この点はほとんど気にならないと思います。
良かった点
抱っこの負担が劇的に軽減
まず最も実感したのが、抱っこの身体的負担が劇的に軽くなったことです。
ヒップシートがしっかりと腰で子どもの体重を支えてくれるため、腕だけで抱っこしていたときとは比べ物にならないほど楽になりました。
以前は、長時間の抱っこで腕がパンパンになり、肩や腰にも痛みを感じることが多かったのですが、ヒップシートを使い始めてからは、1時間程度の抱っこでも疲れを感じにくくなりました。
体重が分散されるため、身体全体への負担が軽減されている実感があります。
息子は好奇心旺盛で歩きたがるのですが、疲れるとすぐ抱っこをせがみます。
そんなときでも、ヒップシートがあれば「抱っこしてあげたいけど体力が…」というジレンマを感じることなく、快く抱っこしてあげられるようになりました。

ショッピングモールや動物園など、長時間の外出時で大活躍です!

また、両手を完全に離すことはしませんが、片手で支える程度で十分なので、もう片方の手で財布を取り出したり、スマホを操作したりすることができました。
この「余裕のある抱っこ」は、普通に腕だけで抱っこしていたときには考えられなかったことです。
驚きの収納力と使いやすさ
次に感動したのが、収納力の高さです。
ヒップシートというと「座面だけ」のイメージを持っていたのですが、ハグーヒップシートは本体に4つの収納スペースが設けられており、必要なものがしっかり入る設計になっていました。
私は以下のように使い分けています。
- 大ポケット: おむつ3〜4枚、着替え1セット
- 中ポケット: 財布、スマホ、鍵などの貴重品
- 小ポケット: リップ、ハンドクリーム、絆創膏
- シートポケット:おしりふきや除菌シート
この分け方により、「おむつを取りたいのに財布が邪魔で取りにくい」といったストレスが一切なくなりました。
用途別に整理できるため、急いでいるときでも迷わず必要なものを取り出せます。
特におむつ替えのときは、おむつとおしりふきがすぐに取り出せるので、子どもをぐずらせることなくスムーズに対応できます。

また、細かいポケットが複数あることで、リップクリームや絆創膏といった小さなアイテムも迷子にならず、必要なときにサッと取り出せるのが本当に便利でした。
この設計の細やかさには「さすがだな」と何度も感心させられました。
安全性への配慮

バックルの仕様については、使い始めの頃に少し戸惑いがありました。
ハグーヒップシートのバックルは、簡単には外れない設計になっています。
最初にバックルを外そうとしたとき、「あれ、どうやって外すんだっけ?」と少し手間取りました。
通常のバックルのように片手でパチンと外せるわけではなく、特定の手順を踏む必要があるため、慣れるまでは「少し面倒かな」と感じたのも正直なところです。
しかし、近年の抱っこ紐バックル外し事故のニュースを思い出し、「この仕様は安全のためなんだ」と理解してからは、むしろこの設計に安心感を覚えるようになりました。
簡単に外れないということは、万が一の事故を防ぐための大切な工夫です。
子どもの命を守るためのひと手間なら、全く苦にはなりません。
数日使い続けるうちに、バックルの外し方もスムーズにできるようになりました。
今では無意識に操作できるレベルになっており、手間を感じることはほとんどありません。
安全性と使いやすさのバランスを考えると、この設計は非常に理にかなっていると感じています。
安全面でも、ハグーヒップシートは信頼できる作りになっていると感じました。

丈夫なコーデュラ生地を使用している点も魅力です☆
おしゃれなデザイン

カームベージュは、柔らかく落ち着いた色味で、どんなコーディネートにも自然に馴染みます。
カジュアルなTシャツ×デニムスタイルはもちろん、ワンピースやきれいめパンツスタイルなど、少しおしゃれをした日のファッションにも違和感なくマッチしました。
育児グッズは機能性重視でデザインが二の次になりがちですが、ハグーヒップシートは「おしゃれも楽しみたい」というママ・パパの気持ちをしっかり汲み取ってくれているように感じました。
また、全体的にシンプルで無駄のないデザインなので、飽きが来ず長く使えそうです。
派手なロゴやキャラクターがないため、パパが使っても違和感がなく、夫婦で共用できるのも嬉しいポイントでした。

他にもブラック・ベージュ・カーキがあります!
ハグーヒップシートをおすすめする人
実際に使ってみて、ハグーヒップシートは以下のような方に特におすすめしたいと感じました。
歩き始めの子どもを持つママ・パパ
歩き始めの時期は、「抱っこして」「降りたい」の繰り返しが非常に多くなります。
従来の抱っこ紐では着脱が大変ですが、ヒップシートならサッと乗せ降ろしができるため、この時期に最適です。
我が家でも、息子が歩けるようになってからヒップシートの便利さを強く実感しました。
公園や散歩での使用頻度が特に高く、毎日のように活躍しています。
腰や肩への負担を減らしたい方
長時間の抱っこで腰痛や肩こりに悩んでいる方には、ぜひ試していただきたいアイテムです。
ヒップシートは体重を分散させる構造になっているため、身体への負担が大幅に軽減されます。
私自身、慢性的な肩こりがあったのですが、ヒップシートを使い始めてから抱っこ後の肩の痛みが明らかに減りました。
荷物を減らしてスマートに外出したい方
マザーズバッグ、抱っこ紐、おむつポーチ…と、子連れの外出は荷物が増えがちです。
ハグーヒップシートは抱っこ機能と収納機能が一体化しているため、荷物を大幅に減らすことができます。
身軽になることで、子どもの急な動きにも素早く対応でき、外出のストレスが減ります。
機能性もデザイン性も妥協したくない方
「育児グッズもおしゃれでありたい」という方にもぴったりです。
特に新色カームベージュは、どんなファッションにも合わせやすく、見た目の満足度も高いです。
機能性だけでなく、毎日使いたくなるデザインというのは、長く愛用するうえで重要なポイントだと思います。
パパと共用したい方
シンプルなデザインなので、パパが使っても全く違和感がありません。
我が家でも夫婦で共用しており、週末のお出かけでは夫がよく使ってくれています。
ユニセックスで使えるデザインは、家族全員で活用できて経済的でもあります。
第二子、第三子を予定している方
耐久性が高く、長く使える作りになっているため、きょうだいで使い回すこともできます。
一人目で購入しておけば、二人目、三人目のときにも活躍してくれるでしょう。
コストパフォーマンスの面でも優れていると感じます。
ハグーヒップシートは肩が痛い?
ハグーヒップシートを検索していると「肩が痛い」という口コミが出てきますが、実際はどうなのでしょうか?
検証してみました!

結論:私は全然痛くなりませんでした!
ハグーヒップシートはユーザーからのレビューをもとにアップデートされています。
肩への負担を減らすために、荷重分担肩パッドを搭載。
形状を楕円低反発素材のクッションに変更しました。
引用:ハグー公式
また、荷重分散肩パッドの内側には滑り止めがあるので、肩パッドもずれにくくなりました。
引用:ハグー公式
アップデートによって、肩への負担が軽減されていると思います。
1時間程度の抱っこでも疲れを感じにくくなりました。
ハグーヒップシートはいつから使える?何歳・何キロまで?
ヒップシートを購入する際、「いつから使えるの?」「何歳まで使えるの?」という疑問を持つ方も多いと思います。
ここでは、ハグーヒップシートの対象年齢について詳しく解説します。
対象年齢と体重の目安
ハグーヒップシートの対象年齢は、腰がすわってから(生後6か月頃)〜20㎏(約4歳)とされています。
腰がしっかりすわっていないと、ヒップシートに安定して座ることが難しいため、使用開始の目安は腰すわり後となります。
個人差がありますが、多くの赤ちゃんは生後6〜7か月頃に腰がすわるため、その時期から使用できます。
月齢別の使用イメージ
- 6〜10か月頃:腰すわり後、まだお座りが安定していない時期。短時間の抱っこや、家の中での移動時に便利です。
- 11か月〜1歳半頃:つかまり立ちや歩き始めの時期。「抱っこして」「降りたい」が増えるこの時期に最も活躍します。
- 1歳半〜3歳頃:しっかり歩けるようになっても、疲れたときや甘えたいときの抱っこに。体重が増えても負担が少ないのが嬉しいポイントです。
我が家の使用開始時期
我が家では、息子が11か月で歩き始めた頃にヒップシートを導入しました。
この時期は本当にベストタイミングだったと感じています。
歩けるようになったことで行動範囲が広がり、外出の機会も増えましたが、まだ長時間歩き続けることはできません。
そんなときにヒップシートがあると、「疲れた」と言われたらすぐに抱っこでき、また歩きたくなったらすぐに降ろせるという柔軟な対応ができました。
長く使えるのでコスパが良い
腰すわり後から4歳頃まで使えるということは、約3年半もの長期間使用できるということです。
この長い使用期間を考えると、価格に対するコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
実際、我が家でも購入から数か月経った今でも毎日のように使っており、「もっと早く買えばよかった」と思うほど重宝しています。
今後も息子が3~4歳になるまでしっかり活用していく予定です。
体重制限について
体重制限は約20kgまでとなっていますが、これは安全性を考慮した設計上の数値です。
子どもの成長には個人差があるため、体重だけでなく子どもの様子を見ながら使用することが大切です。
3歳~4歳頃になると、体重が20kgに達していなくても抱っこを求める頻度が減ってくることが多いため、自然と使用頻度が減っていくと思われます。
【写真付きレビュー】ハグーヒップシートを実際に使ってみた!まとめ
ハグーヒップシート新色カームベージュは、デザイン性、機能性、快適性のすべてが高いレベルでバランスよく実現されたアイテムでした。
総合評価
- デザイン: どんなファッションにも合う上品なデザイン。色味。
- 機能性: 充実した4つの収納スポケットで使い勝手抜群
- 快適性: 長時間の抱っこでも疲れにくく、身体への負担が大幅に軽減
- 安全性: 簡単には外れないバックル設計で安心
気になった点は、歩き始めたばかりの時期に降ろし方に少し慣れが必要だったことだけ。
それ以外に大きな不満はなく、毎日の育児に欠かせないアイテムになりました。
価格に見合う価値は十分にあります。
特に歩き始めの時期にこれがあったおかげで、外出のストレスが減り、息子との時間をより楽しめるようになりました。
購入を迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ一度試してみることをおすすめします。
きっと「もっと早く出会いたかった!」と思えるはずです。

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息子を降ろすときの動作