ボタンひとつで夜中のミルク作りが終わる「全自動ミルクメーカー」。
テレビで紹介されたこともあり、ミルクマジック・Baby Brezza(ベビーブレッザ)・ミルクメイト(レイコップ)の3つが気になっている方も多いと思います。
この記事は、3機種の公式サイトを一つずつ調べて、タイプ・価格・電気代・70℃調乳への対応・お手入れ・レンタルの違いをまとめた「調べてわかったこと」の比較です。
実際に使用した体験レビューではなく、各社の公式情報と購入者の口コミをもとに比較しています。(2026年9月時点の情報です)
結論を先にお伝えすると、この3つは「同じ全自動」ではありません。
まずそこが分かれ道になります。
先に、どれがどんな人に向いているかをまとめておきます。
- ミルクマジックがおすすめな人…粉入れまで全自動でラクをしたい/価格が高くても70℃調乳に対応した全自動モデルを選びたい
- Baby Brezzaがおすすめな人…粉入れも全自動がいい/人肌温度のミルクをボタンひとつで作りたい/日本の主要な粉ミルクに対応した海外製を選びたい
- ミルクメイトがおすすめな人…粉は自分で入れてOK/とにかく価格を抑えたい/卒乳後も電気ポットとして長く使いたい
▼粉入れまで全自動でラクをしたい人は「ミルクマジック」がおすすめ
▼人肌温度のミルクを全自動で作りたい人は「Baby Brezza」がおすすめ
▼価格を重視する人は「ミルクメイト」がおすすめ
まず結論:3機種は「タイプ」が違う
いちばん大事なポイントは、粉ミルクまで自動で入れてくれるのか、お湯だけを出してくれるのかの違いです。
- ミルクマジック…粉と水をセットすれば、完成したミルクが約20秒で出てくる「全自動」タイプ
- Baby Brezza…同じく粉から自動で作る「全自動」タイプ。約7〜15秒でミルクが完成
- ミルクメイト(レイコップ)…決めた温度・量のお湯を出す「調乳ポット」。粉は自分で入れる半自動タイプ
ミルクメイトだけは正確には「全自動ミルクメーカー」ではなく、温度と量を自動で調整してくれる高機能な電気ポットです。
粉を入れる手間は残りますが、その分ぐっと安く買えます。
値段と電気代を比較
本体価格と、公式サイトで確認できる消費電力・電気代の情報をまとめました。
| ミルクマジック | Baby Brezza | ミルクメイト | |
|---|---|---|---|
| タイプ | 全自動 | 全自動 | 給湯(半自動) |
| 本体価格 | 43,800円(税込) | 32,700円(税込)前後 | 16,000円(税込)※クーポン価格あり |
| 消費電力 | 1400W | 非公表 | 800W |
| 温めかた | 使用時に加熱 | 常時通電して水温を維持 | 保温 |
| 電気代 | 公式に金額記載なし | 公式で月数百円程度の目安 | 年およそ7,300円(公式) |
電気代でひとつ知っておきたいのが、温めかたの違いです。
ミルクメイトは、設定した温度でお湯を保温できるタイプです。
公式サイトでは「1.5Lを1日1回沸騰・24時間保温した場合、年間およそ7,300円」と案内されています。
使用環境や再沸騰の回数によって電気代は変わります。
ミルクマジックは、使うときに必要な分を加熱するタイプです。
消費電力は1400Wと数字は大きいものの、加熱するのは1回あたり短時間です。
ただし公式に電気代や待機電力の記載がないため、正確な月額は算出できません。
Baby Brezzaは、常時通電して水温を維持し、すぐに調乳できる設計です。
公式FAQでは電気代について「一般的には1か月で数百円程度」と案内されています。
このように温めかたの仕組みが3機種で異なり、同じ条件で比べられる公式データもないため、電気代は横並びで単純に比較はできない、と考えておくのが安全です。
70℃調乳への対応は「やり方」が違う
粉ミルク選びで話題になるのが、70℃のお湯で作れるかどうかです。
厚生労働省とWHOの調乳ガイドラインでは、粉ミルクに混じっている可能性のある菌に配慮して、70℃以上のお湯で溶かすことが勧められています。この点への対応は、機種によって「やり方」が異なります。
- ミルクマジック…70℃対応。厚生労働省の調乳ガイドラインに沿って、70℃で調乳できる設計
- ミルクメイト…80〜85℃程度での保温が推奨されており、70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かしてから人肌に冷ます、という調乳方法に対応
- Baby Brezza…水温を常温〜約40℃から選ぶ設計で、できあがりは飲用温度(約35〜37℃)。70℃で溶かす方式とは考え方が異なる
整理すると、70℃のお湯で溶かす方式に対応しているのはミルクマジックとミルクメイトです。
Baby Brezzaは飲みごろの温度で仕上げる設計ですが、公式でも70℃調乳という考え方自体を否定しているわけではありません。
どれが安全でどれが危険、という単純な話ではなく、調乳の進め方が違うと考えるのが正しいです。
なお、海外製のBaby Brezzaも、公式サイトで明治・森永・ビーンスターク・アイクレオなど日本の主要な粉ミルクへの対応を明記しています(森永ノンラクトなど一部除く)。
日本の粉ミルクが使えるか不安、という心配は今は少なくなっています。
※本記事は各社の公式情報をもとにした調査で、医療的なアドバイスではありません。ミルクの作り方や温度は、お使いの粉ミルクの表示や厚生労働省のガイドラインに従ってください。赤ちゃんの体質や体調には個人差があります。気になる点はかかりつけの小児科にご相談ください。
お手入れの違い|自動洗浄できるミルクメイトは手入れがラク
全自動でも粉が通る部分の洗浄はどの機種でも必要ですが、洗い方のラクさは機種でかなり差があります。
ミルクマジックのお手入れ(毎回+定期でやや細かめ)
ミルクマジックは全自動な分、こまめな洗浄が必要なタイプです。
- ストロー・ノズルは、使うたびに毎回洗浄する
- ノズル・ウォータータンク・粉ミルク容器は定期的に洗浄する
- 粉ミルク容器は水分が残ると粉が固まりやすいので、しっかり乾燥させる
- 使う前は殺菌し、長期間使わないときは本体内部も清掃する
全自動でも手洗いするパーツが複数あり、お手入れはやや細かめです。
公式サイトでも洗浄手順が動画つきで案内されています。
本体は高さ36cm・幅21cm・奥行26cm・重量4kgとそれなりの大きさなので、置き場所と洗い場のスペースを先に決めておくと安心です。
ミルクメイトのお手入れ(クエン酸で自動洗浄できてラク)
ミルクメイトは自動洗浄が使えて、手間の面ではいちばんラクです。
- クエン酸やお酢を満水のタンクに入れてボタンを押すだけで、タンク内部からノズルまで自動で洗浄・熱湯消毒できる
- 5分間100℃の煮沸で、水道水の雑菌や残留塩素も除去できる
内部の洗浄まで自動でできるので、毎日こまかく分解して洗う負担が少ないのが強みです。ただし粉は自分で入れるタイプなので、哺乳びん自体の洗浄・消毒は別途必要です。
Baby Brezzaのお手入れ(漏斗と部品をこまめに)
Baby Brezzaは、公式サイトが洗浄の頻度を具体的に示しています。
- 漏斗(じょうご)は4回使用ごとに洗浄する
- すべての部品は週1回程度の洗浄が推奨されている
粉が通る部分の掃除は欠かせませんが、頻度の目安がはっきりしているので迷いにくいです。

洗う手間をできるだけ減らしたいなら、内部まで自動洗浄できるミルクメイトが有力な選択肢です。
また、作ったあとの哺乳瓶の除菌・乾燥までまとめてラクにしたい方は、ピジョンの哺乳瓶除菌乾燥機「ポチット」の比較記事もあわせてご覧ください。
▼粉入れまで全自動でラクをしたい人は「ミルクマジック」がおすすめ
▼人肌温度のミルクを全自動で作りたい人は「Baby Brezza」がおすすめ
▼価格を重視する人は「ミルクメイト」がおすすめ
口コミ・評判は?良い口コミ・気になる口コミ
実際に購入・使用した人の口コミを調べると、3機種とも「夜間のミルク作りがラクになった」という声がある一方、お手入れや価格などについては気になる声も見られます。
ここでは、ECサイトや公式サイトなどで見られた主な意見をまとめます。感じ方には個人差があるため、購入前の参考としてご覧ください。
ミルクマジックの口コミ
ECサイトや公式サイトなどの口コミを見ると、ボタンひとつでミルクを作れる手軽さや、夜間の調乳がラクになったという声が見られます。
一方で、本体価格の高さやお手入れの手間、置き場所についての声もあります。
◎良い口コミ
- ボタンひとつでミルクを作れるのが便利
- 夜中の調乳がラクになった
- 粉の計量まで自動でしてくれるのが助かる
△気になる口コミ
- 本体価格が高い
- 本体が大きく、置き場所が必要
- パーツの洗浄が必要
ミルクメイトの口コミ
口コミでは、温度や量を記憶してくれて夜間の準備がラクになった、クエン酸を入れてボタンひとつで洗浄できて手入れが簡単、といった声が見られます。
一方で、粉は自分で入れる点や、適温になるまで少し待つ点を挙げる声もあります。
◎良い口コミ
- 温度・量を記憶してくれて夜間の準備がラク
- クエン酸を入れてボタンひとつで洗浄できて簡単
- 卒乳後も電気ポットとして使える
△気になる口コミ
- 粉は自分で入れる必要がある
- 適温になるまで少し待つことがある
- ポットとしては大きめ
Baby Brezzaの口コミ
口コミでは、粉入れまで全自動ですぐにミルクが作れる手軽さや、夜間の調乳がラクになったという声が見られます。
一方で、漏斗や部品の洗浄など、お手入れの手間を挙げる声もあります。
◎良い口コミ
- 粉入れまで全自動で、すぐにミルクが作れる
- 夜間の調乳が一気にラクになった
- 日本の主要な粉ミルクに対応していて選びやすい
△気になる口コミ
- 漏斗や部品の洗浄に手間がかかる
- 本体サイズが大きめで場所を取る
- 海外製のため使い方に慣れが必要という声も
下記の各機種の購入ボックスのリンク先(Amazon・楽天)でも、実際の口コミを確認できます。
星の数などのくわしい集計は、今後レビューを追って追記していきます。
▼粉入れまで全自動でラクをしたい人は「ミルクマジック」がおすすめ
▼人肌温度のミルクを全自動で作りたい人は「Baby Brezza」がおすすめ
▼価格を重視する人は「ミルクメイト」がおすすめ
「まずはレンタル」という選択肢
ミルクマジックは43,800円と高めなので、いきなり買うのが不安な方はレンタルで試す方法もあります。
ベビー用品のレンタルショップでは、ミルクマジックを短期間(数日)から借りられるサービスがあります。
自分の生活リズムに合うか、置き場所やお手入れが負担にならないかを確かめてから購入を決められるので、高額な機種ほどレンタルは相性の良い選び方です。
▼ミルクマジックをまずはレンタルで試してみたい方はこちらがおすすめ!
ミルクマジック・Baby Brezza・ミルクメイト結局どれがいい?タイプ別のおすすめ
ここまでの内容を、選び方としてまとめます。
全自動+70℃調乳を重視する人はミルクマジックがおすすめ
粉入れまで全部おまかせにでき、厚労省ガイドラインに沿った70℃調乳ができるのが強みです。
- 粉入れまで全部おまかせでラクをしたい
- 70℃のお湯で調乳したい
- 価格が高くても、全自動で機能のそろった1台を選びたい
▼粉入れまで全自動でラクをしたい人は「ミルクマジック」がおすすめ
人肌温度のミルクをすぐ作りたい人はBaby Brezzaがおすすめ
粉入れも全自動で、約7〜15秒で飲みごろのミルクが作れる手軽さが魅力です。
- 粉入れも全自動がいい
- 人肌温度のミルクをボタンひとつで作りたい
- 日本の主要な粉ミルクに対応した海外製を選びたい
▼人肌温度のミルクを全自動で作りたい人は「Baby Brezza」がおすすめ
価格を重視する人はミルクメイトがおすすめ
約1万円台で買えて、夜間のお湯の準備がぐっとラクになる調乳ポットです。
- 粉は自分で入れてOK
- とにかく価格を抑えたい
- 卒乳後も電気ポットとして長く使いたい
- お手入れの手間もできるだけ減らしたい
▼価格を重視する人は「ミルクメイト」がおすすめ
よくある質問
全自動ミルクメーカー3機種のよくある質問をまとめました。
電気代はどれくらい?
公式に金額が出ているのは、ミルクメイトが年間およそ7,300円(1日1回沸騰・24時間保温の場合)、Baby Brezzaが1か月あたり数百円程度(公式FAQの目安)です。
ミルクマジックは公式に金額の記載がなく、正確な月額は算出できません。
温めかたの仕組みが3機種で違うため、単純な比較はできません。
ミルクメイトは全自動ミルクメーカーではないの?
正確には、決めた温度・量のお湯を出す「調乳ポット」です。
粉は自分で入れます。
その分安く、電気ポットとしても長く使えるのが利点です。
いつまで使える?
ミルクを卒業するまでが基本の出番です。
ミルクメイトのように温度と量を自由に設定できるポットは、白湯や離乳食用のお湯づくりなど、卒乳後も使い道が残ります。
全自動ミルクメーカー3機種を比較!ミルクマジック・Baby Brezza・ミルクメイトの違いまとめ
3機種はどれも「ミルク作りをラクにする」道具ですが、選ぶ基準ははっきり分かれます。
最後に、選び方のポイントを整理しておきます。
- ミルクマジック…粉入れまで全自動+70℃調乳。価格は高いが、70℃調乳に対応した全自動モデルを選びたい人に
- Baby Brezza…同じく全自動で、人肌温度のミルクを約7〜15秒で。日本の主要な粉ミルクにも対応
- ミルクメイト…粉は自分で入れる調乳ポット。約1万円台で買えて、卒乳後も電気ポットとして長く使える
電気代は、ミルクメイトが公式で年間およそ7,300円。
ミルクマジックは公式の金額記載がなく算出できず、Baby Brezzaは常時通電の設計で公式では月数百円程度が目安です。
温めかたの仕組みが違うため、単純な横並び比較はできません。
高額なミルクマジックは、レンタルで数日試してから決めるのも安心な選び方です。
ご家庭の使い方に合う1台を選んでください。
気になった機種は、下のボタンから各ショップの最新価格・在庫・口コミをチェックしてみてくださいね。
▼粉入れまで全自動でラクをしたい人は「ミルクマジック」がおすすめ
▼人肌温度のミルクを全自動で作りたい人は「Baby Brezza」がおすすめ
▼価格を重視する人は「ミルクメイト」がおすすめ






